人はそれぞれ

いまだコロナウイルス騒動は収集するどころか被害を広げている様子。

小生は今年の1月に中国は武漢でのコロナウイルスの被害を聞きました。

ちょうどその頃、小生は肺癌だどうのこうの、って検査の連続の真っ只中でした。

ポーアイの癌研究所で血液検査を受けたときに検査してくれた科学者が

「オリンピックどころか全世界が混乱する」

と言ってました。

「まさかな〜」

と思いつつも

「感染すると誰かに移すことになったら迷惑かけるから注意せねばならぬな」

と思いましたが、自分は感染しても絶対にどうもないわ、という自意識過剰の確信を持っていました。

2月以降はご存知の通りの騒ぎでまるで感染者が悪者、ライブハウスが悪い、かのような報道が相次ぎ小生も心を痛め、微力ながら日頃お世話になっているライブバーの行先を案じ、

「弁当持ち帰りとか食券を買ってもらうとか工夫したらいかがでしょうか?」

と提案したりもしました。

お店のある方が

「テイクアウトした時、万一食中毒とかでたら申し訳ないのでやらない」

と聞かされ

(そうか、食中毒・・・そういう問題もあるのか。保健所への届け出とか面倒な手続きがあるんやろうな。面倒やな・・・何も知らんな俺は)

と自分の考えの浅はかさを恥じたのでした。

ところが国からの営業停止要請が出た途端、真っ先にデリバリーとかやり出しました。

(おいおい、保健所の許可はいいのか?食中毒出たらどうするんだい?)

と半ばイヤミったらしくも考えたけど、

(そうだよな。お店開けられないんだったらそういうこともやらないと生きていけないよな)

と自分を納得させようとしたのです。

ですが本心は

(なんじゃ、国が店閉めろ言うたら閉めて、なりふり構わずテイクアウトとかやりだして、食中毒でても、店開けたらあかんから・・)

とか自分を正当化して言い訳するんか。なんだか、店をやってることに対して必死さが足りないよな・・と感じたのでした。

誤解のないように言いたいのは、テイクアウトがダメでしょう、って言うんんじゃなくて

コロナのせいで売り上げが落ちたのなら、取り返すためにもっと早くあれこれ考えて誰よりも早く対策しろよ、ってことなんです。国が閉めろ、と言う前にやれたことがいろいろあっただろう、って事なんです。

いやわかってます。コロナのせいで客足が遠のき、お店を維持することの大変さ身にしみて知ってる。小生だって弱小企業の経営者の端くれなのですから。

(食中毒だすと逆に迷惑かける・・・)なんて綺麗事言うより、

(客の家まで売りに行ってくる!)

ぐらいの意気込みがないと仕事に命かけてるとは言えねえよね。と感じたのです。


そしてここからが本題だ。

イッチバンムカついたのは日頃そういうお店のおかげで楽しませていただいてるアマチュアミュージシャンの発言だ。

「こう言う時期だから自粛します」

当たり前のように言うな!っつうの。お前ら偽物ミュージシャンは昼間別の仕事やってて、コロナ対策の恩恵やら受けてるくせに

「感染しないことが一番」

とか大きな顔してぬかすんじゃねえ!

って言いたい。お前らみたいに片手間で人前で歌ってギター弾いてる連中にお店の経営者の心労がわかるのか? ええっそこのお前!

って胸ぐら掴んでやりたい。

日頃散々好き勝手なことやらせてもらってるくせに、未曾有の苦労を体験してるお店のオーナーの方々のために何か提案や心遣いを見せるのが義理人情、って奴じゃねえのかい。

ライブを演れ、とか集客しろ、とか言ってんじゃない。誰がみてもお店を続けることが大変な時代なのだから無責任な発言をせず、他人を揶揄せず、各々の考えで行動しようよ、って言いたいのです。

目に余る、音楽仲間のFBでの投稿を見ていっぺんに人間不信に陥ってFacebookもやめました。

つづく・・・






人生道半ば

Bluesとは「生きて出会うこと!」 友達とは「自ら選ぶことのできる家族のこと」 そう信じて今日も!

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