お馴染みのこずみっく

亡きゴロさんの形見の腕時計。3月が命日月。

うーむ、毎年こうやって思い出すんだなゴロさんのこと・・・

写真家ってのも残された友には酷なものだぜ。

きっちり自分が生きていた証の写真を残して逝くんだから。

残されたものはその「生きていた証」を見ながら

「バカヤロー、早すぎんだよ・・・・もうちょっと話聞きたかったよ」

とつぶやくしかできない。

ゴロさんは誰よりも精一杯生きていたのを知ってる。

小生もゴロさんの癌が進行してる最中に

「かっこエエ死に方を見せるんやで。死ぬのも悪くない、と思わせてや!」

などと今となっては励ましていたのか突き放していたのかよくわからない。

亡くなる2日前に交わした言葉が今も思い起こされる。

「多分もううなぎ山椒のライブは聞きにいけないなあ・・・」

「あほー来なくていいわー。こっちから出張ライブ行ったるから家、片付けとくんやで。

あと誰か一緒に来て欲しい人あれば言うてや〜」

本気で行くつもりだったよ。ゴローさん。思いっきり笑わせてあげたかった

(演奏しろよちゃんと)

ゴローさんとよく議論したこずみっくでこの日も素敵なアーティストと競演したよ。

ロッコ⭐︎スターさん




どうよ、カッコいいでしょー。きっとゴローさんならメロメロだよー(笑)

ロッコさんはねえ、本当にものすごく頑張り屋さんなんだよ。ループマシンっての使うんだけどこれがなかなか難しそうでいつも怒ってる(笑)

小生らにはどこが間違ったのかなんてわからないのだけどロッコさんはとにかく自分に腹を立てるのが好きなんだよ(笑)

音楽道(弾語り道)を追求してるんだねきっと。

でもいつか気付くのさ。

生ギター一本で勝負したい、って気持ちになるのがギター弾きってものだからね。

そう思い始めたらきっとさらに深い音になるんだろーなー。

でもループマシンも使え、ボーカルエフェクターもこなし、生ギターでも勝負しにくる、

ってカッコいいよね。

小生とロッコさんとでステージでお話しながら二人でやったら

2時間ぐらいやれるだろうなー。

俺ならロッコさんの良さもっと引き出せるだろうなー。

だいたい30分ぐらいではロッコさんの良さを表現するには短すぎるんだよ。

ま、1時間ぐらい聴けばだいたいファンになるね。

今のロッコさんはまだまだステージで気負いすぎてる。競馬用語で言う

「掛かってる」

状態だな。

誰よりも素晴らしい能力を秘めてるのに走りに強弱がつけれないので

ずっとローギアのまま走り切ろうとしてる。何段もギアはあるのに。

もっと遊びながら、店のその場の空気を読みながら走れると気持ちいいだろーなー。

水はどんな流れになっても「水は水」これだよヒントは(笑)

そしてロッコさんの音を支えているのがバンブー竹田さんって言うんだよゴローさん。

必死にロッコさんのいい音を切り取ろうと努力してくださってるんだ。

ホントすばらしいよ。この日のロッコさんの音には「ズン」とくるのがあったよ。

きっとゴローさんなら違いがわかったハズさ。

スパッとストロークしたコンマ何秒かの誤差で音が聞こえてくるんだ。

剣豪が刀を振り下ろした後に間を置いて切られた相手が死んじゃうようなシーンあるじゃん。

あれだよあれ。

この日はねー、竹田さんも最愛の相棒を亡くされて心が沈んでると思ったんだ。

ゴローさん、マコリン、藤井さん、小林さん、日暮らしさん、・・みんな先に逝っちゃった。

小生は心を込めて先輩方のことを思いながら弾いたよ。

きっとまた会うことになる先輩たち。ブルース、ココちゃんにもね。

もう少しこっちで頑張ってみるよ。

泣き言言ったらシバきにきてよね。

ブルース・・・・

深い・・・・・・・

まだ答えは知らないけど

「生きて、出逢うこと」

そう。これだよ。僕の信じたいブルースって。

3月はなんだか悲しい。

3月に亡くなった方が多すぎて。

さー今年は花見に行くぞー!ギター持って。

しっかり上から見とくんやでー!

やるどー!ガオーっ!

ロッコさん、竹田さん、何も知らんのにエラそうなこと言うてごめんなさい。

誰もみない小生のブログだからどうかお許しを・・・・

どリャー!


人生道半ば

Bluesとは「生きて出会うこと!」 友達とは「自ら選ぶことのできる家族のこと」 そう信じて今日も!

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