最近読んだ本
五木寛之著「新・幸福論」ってのを読みました。小生にはとっても合っていました。
「人が幸福になるという裏側には残酷な真実が潜んでいる。全ての人が幸せにという祈りが実現してしまうとそこに幸福感は感じられるのだろうか?みんなが笑顔の日常になった時、その笑顔は平凡な表情になってしまうのでは?・・・」」
心がまだ回復しきっていない小生にはなかなか「うんうん」というところが多いのでした。
時々
「全ての人の幸せを祈っています」
的な人見かけますが
「ふーん。素晴らしい心がけですよね。頑張ってください。」
荒んだ心の小生にはその程度にしか受け取れずむしろそういう人の言葉を額面通り受け取ることができません。
「僕の周りのあの人とこの人の幸せは祈りますが、ヤツに全ての不幸を与えてください」
祈りとしてはめちゃくちゃ未熟で祈りとさえ言えないと思ったりもしますがむしろこういう人が多いのじゃないのかな?と思ったりします(小生だけかも)
小生も毎日祈りを捧げています。
それはものすごく限られた人たちだけのための祈りです。本当に2、3人だけ(笑)嫌な奴の不幸は極力祈らないようにしています(笑)
「戦争で苦しんでいる人たちが救われますように・・」と小生が祈っててもどうですか?なんかしっくりこないでしょう?
「明日、あの人が一日中笑って過ごすことができますように・・」
とかが小生の日常の祈りです。
人の幸福の度合い・・・そんなもの100人いれば100通りの意見があるし、どこかで一線引いて結論付けるのもナンセンス。
おそらく幸福について研究したとしても結論なんて出ないはず。だから、自分の幸せは過去のこう言う人のような人生を歩みたい、みたいな憧れだったり願望だったりでいいんだと思います。
「人は死ぬとき最後に何を思い、感じるのか?」
という研究をされた人がいるそうな。
あくまでデーター上のことですが。
やはり「感謝の気持ち」「ありがとう」といって旅立っていくようです。
小生は思う。
やはり人生は人(友達・家族)それに尽きる。お金とか資産じゃない。
小生にはまだいませんが死ぬ間際に付き添ってくれる友人、これからできるといいな。
小生が立ち会ってあげたい人は数人いるんだけどな(笑)。
これから出会う小生にとって大切な人たち。こんなオトコですがどうかよろしくお願いいたします・・・・
機会あれば読んでみてください。図書館にあるよ〜
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