35年ぶりの高校野球
第27回目を迎えた昭和40年会 野球大会。
我が母校滝川高校は今年初参加してきました。
事の発端は35年前マネージャーだった東氏がこういう大会があるから
「同窓会兼ねて年に一回みんな集まったらどうや?」
と提案していたんです。
その東氏が水頭症という病気で昨年他界してしまいました。
誰かがいいだした。
「東の供養のためにも参加しようや」
それが今年の5月ぐらいから。
参加資格は滝川高校、滝川第二高校の野球部の卒業生である事。
年代は問わない。だけど試合には必ず昭和38年から42年生まれの選手が一人は出場し続ける事、というのが条件です。滝川で野球をやろうって連中は単に野球が好きだから、とか野球が上手だから、なんて理由で滝川に来ていません。
将来プロ野球選手を夢見て野球部に入ってくるんです。
だから少々の怪我で練習を休んだりはしません。
元阪神の金本選手が小指骨折しても試合に出てヒット打ったとか大きく新聞で取り上げられたけどそんなん、当たり前の世界。
金本選手も「それがどうした?」みたいな雰囲気だったでしょう?骨折なんて怪我のうちに入らないんですよ。どんなにいい選手でも怪我に弱ければ大成しない、ってみんな思っていたもの。
だからね、ワタクシ社会人なりたての頃会社で
「風邪で休みます」
とかで仕事休む人がいて
「えっ?風邪ぐらいで休んでもいいのん?」
って正直思ったもん。
横道。
そんな無茶な野球バカばかりの集団。これがものすごく居心地いいんだなあ。
35年経っても厳しい上下関係。
後輩は先輩をたて、先輩は後輩の面倒を見る。
小生はやっぱりプロ向きの性格だなあ、ってつくづく思う。プロ野球の人間関係ってとても気持ちいいわ。
試合は二回戦で京都代表の東山高校に負けて悔しい結果になりました。
だけど来年もやるよ。体動かなくても現場に行く。
「皆さん年齢を考えて熱中症対策を忘れずに」
って大会関係者は言うけど
「熱中症?それがどうした?」
ってアホばかり(笑)
気持ちいいわ(笑)
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