Gibson J45 Ebony Black

ちょうど5年前、僕が◯セン万円の借金を背負った時、借金ついでになかばヤケクソになって買ったギブソンなんです。

その頃はストリートでよく歌ってたんです。ストリートでは過酷な環境下でギターを弾くことが多いので、「とにかく強いギター」が欲しいと思い、似合いもしないのに思い切って購入したんです。いわば実生活において一番経済的に苦しかった時にあえて買ったギターです。

僕の感想はJ45といえば世界で一番売れた(普及した)ギターと聞いていましたが

そんなにエエかな・・・?このギター?って第一印象でした。

確かに頑強なボディにぶっといネック。少々手荒に扱ってもビクともしないタフさは感じました。ですが肝心の音はなんだか乾いたドスの効いたような音でマーチンとは絶対違うと思いました。

今まではこいつに012~053ぐらいのライトゲージの弦を張ってました。

ワークホースと異名を取ったJ45ですから弦も太めのがっしりした弦がいいんだろう、って勝手に思いこんで。

最近になってやっとこさ力ずくで弾かずにもっと緩いタッチでソフトなかといえ芯のある音を出したいと思い始め思い切って6弦を047の細い弦を張ってみたんですよ。

そしたらギターの雰囲気がガラリと変わったんです。

何ていうか小さいタッチで大きな音を出せるような感じ。うーん、ちがうか。

53ぐらい太い弦だとその弦が本来持つポテンシャルを使いきれていない、感じがして

「もっと強く!もっと激しく!」的に弾いてしまいがちになるんです。

47だと、力一杯アタックすると

「あばばば・・これ以上力むとキレるかもこの弦が」

みたいに47の弦の性能をマックスに使いきれてる感じになるんですよ。

やっぱり好みなんですよね所詮は。

ですがマンネリ化してるな自分のギター、と感じた時は思い切って弦のゲージを変えたり、種類を変えたり思い切ってイメチェン図るのもいいかも、ってことです。

きっといろんな発見や驚きがあることでしょう。

我が子の成長を見守るかのようにあれこれ考えてトライしてみよう。きっと正解はないのだと思うし、そのあたりが個性だと思うし。

皆様も試行錯誤しながらやってみてくださいね。

一応僕が今回使ってみて良かったと感じた弦を紹介しておきます。

人生道半ば

Bluesとは「生きて出会うこと!」 友達とは「自ら選ぶことのできる家族のこと」 そう信じて今日も!

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