覚えとけそこの君!(笑)
小生は若い頃からいい音楽を聴いてきた、という自負があります。
ものすごく偏ったジャンルですが(笑)石田長生、上田正樹、有山淳ニ、チャーリーコーセー、
憂歌団、中川イサト、ダコタデイブハル等ライブ中心に活動している偉大なプロミュージシャンのサウンドチェックに立ち会った事何度もあります。
その経験を生かして声を大にして言いたいことがあるんです。
サウンドチェックとはもちろんプレーヤーの演奏した時の自分の音の感触を得てもらうのも大切ですが、PA(音響さん)に自分のコンディションを正確に伝える場(時間なのです)
プロだからかもしれませんが、プロは初めて行った店でサウンドチェックの時に自分の練習なんてしません。むしろ音響さんのために
「2弦8フレットの音なんとかしてもらえませんか?」
「もう少しLowを足してもらえませんか?」
「この曲の時はリバーブたしてもらえませんか?」
「僕はこう弾きますがそちらでいい感じに仕上げていただけますか?」
とか自分の情報をPAに伝えます。自分の技量が最大限活かせるように音響さんにお願いするんです。
よくこういう光景を見ます。ど素人ほどアコギがハウったりすると
「音響さんややハウってますよ」
とか生意気に言いやがるの。僕はムカッとする(自分がPAでない時も)
アコギがハウりやすいのは常識やろ。ハウリング防止のためにサウンドホールに蓋するとかてめえが何も対策してねえくせに何もかも音響に任せてんじゃねえ!って思うの。
昔、有山じゅんじさんが姫路でね
「あ、ホールキャップ忘れてきた・・」
ってそこにあったダンボールベリベリって破ってガムテープでサウンドホールに貼り付けたの。
そしたら見事にハウリングやんで「おー!さすが有山さんや!」って感動しました。
プロでもそうするのに(いやプロだからかもしれないが)アマチュアレベルが自分の技量や知識不足なのを音響のせいにするんじゃねえ!って言いたいのさ。
しかも音響さんに確認もしないで
「うん、こんなもんかな、じゃよろしく」
ってお前何様やねん!ちがうやろ!
「僕はこんな感じかと思いますがそちらはどうですか?よいですか?」
って聞くのが当たり前やで。
ほんまプレイヤーファーストってのやめてもらいたいわ。
なんかそんな連中多くないですか最近。
一回チキンジョージでサウンドチェックみせてもらい。
チューニング中に誰かが音出したら音響さん電源切って無視するで(笑)
ほんまにチューニングしてる時の雑音ほど迷惑なものないね。
とにかく、音響さんはプレーヤーにとってものすごく大切な存在なのは間違いない。
僕は偉そうに言うわけでは無いけれど音響やる時は秒単位で演奏聴いていますよ。
一曲ごとにイコライザーやリバーブ微妙に調整します。それが失敗することも多いので申し訳ないのだけどだけど最初に合わせたらもう触らない、ってスタイルじゃないの。
だから音響しながら自ら演奏するなんてなかなかできないの。
音響するだけで必死なんだから。
必ずしもプレーヤーの良いところを発揮させてる、ってワケじゃあないですが気持ちはそれはもう必死に食らいついていっています。
僕がミスしたらどうか指摘ください。それが僕の勉強になる。
だけどさ、演じる側も今に満足することなくもっと自分を知って良い音出せるように努力しろよ(笑)
ハウるのはお前のマイクとの距離や角度や方向が原因かもしれないしだいたいお前さん歌いながらマイクの芯や距離を意識して声出したりしてるのかよ!って言いたいわ。
そういう切磋琢磨の繰り返しがお客様にいい音を届けることができるようになる、と思います。
どうせさ、僕らは技術的にまだまだ足らないんだからさ音響さんの力借りて実力以上のモノ出せるように頑張っていきましょうよ。
ねえそうでしょう〜
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