作家デビュー

68歳になる僕の叔父が4月に作家としてデビューしました。

「楢木 守」っていいます。

叔父さんは加古川東高校を卒業後教師を目指して北海道大学に行きましたが教師にはならずいろんな仕事をしながらも夢をあきらめきれず、遂に作家としてデビューしました。


子供は男二人女一人をもうけましたが次男が障害をもっていたのでそれはそれは苦労があったはずです。僕とはいとこにあたるんですが僕は子供心なりになぜか自分の心を痛めていたのを覚えています。その障害をもってた次男がほんの数年前に亡くなり、僕もお悔やみの言葉も見当たらないぐらいショックを受けていました。

障害児がいたから苦労したというつもりは全くないけれど、叔父さんは子供に先立たれながらも生きていかねばならない日常の苦しみを受け入れつつ、子供に手間がかからなくなったため自分の人生でやりたかったことに挑戦したのだと思うんです。

僕もまだ読んでいない。内容はどうあれ僕はいくつになってもあきらめない。どれだけ苦しくても挑戦する。この姿勢に感動しました。

叔父だからというわけではないですが尊敬しています。

僕も仕事柄自分より年配の方と接する機会が多い。

人によっては愚痴ばかり言って「昔は良かった」的なお話をされるかたもありますがそういう話を聞くとちょっと寂しくなります。

年をとっても「今が一番楽しい」「若いもんにはまだまだ負けへんど!」みたいなお話を聞くとつい嬉しくなっちゃう。

「そうです!若いもんに負けたらだめです!いつまでも若手の目標でいてください!」

って応援したくなっちゃうんです。

年配の方の愚痴は聞けば聞くほど悲しくなる。病気してもいいじゃないですか。人に嫌われたって全然いいと思う。人に好かれるために自分をだまして陰口たたくより変人だとか言われながらも夢を追う生き方のほうがよっぽど男らしいわ。自分が世間にどう映るかを気にして暮らすよりも、人に嫌われても好きなことをやり続けながら夢を追って死んでいく。僕はそんな人生がいい。


1983年の映画。全然ヒットしなかったんです。クリントイーストウッドがブルースマンの役を演じます。僕は30歳代でこの映画を観てしまった(笑)だからきっと変わった生き方になってしまったんだな(笑)

おすすめ映画です。


人生道半ば

Bluesとは「生きて出会うこと!」 友達とは「自ら選ぶことのできる家族のこと」 そう信じて今日も!

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