上原投手引退

また一人偉大な功績を残した選手が引退しました。毎年のことですが僕らが一喜一憂しながら見ていた頃の選手が引退するのは仕方がないことですが寂しいことです。

でもプロ野球の世界は力の衰えとかが一目瞭然であるためとてもわかりやすいし一ファンの僕らは寂しく思いながらも納得する部分もかなりあると思います。

本当に数々の思い出をありがとうございました。

スポーツの世界はいつまでもトップであり続けることはとても難しいことですが

音楽の世界ではどうでしょうか。

世の中には数え切れない音楽の分類があり、好みも当然それに近い数だけあるはずです。

僕は自分で自分の過去をみて僕の中での音楽のルーツは何やったんやろか?

と振り返ってみたら当時いた施設の先生が小坂明子さんの「あなた」をよく歌っていて多分それが一番早く覚えた歌謡曲だと思うんです。それか都はるみさんの「北の宿から」だと思います(笑)

日本の歌はおそらくそのどちらかだと思うんですが日曜学校(教会)に毎週行かされていたため神父様が外国人だったせいかマービンゲイのWhat's  goin' onにドハマりしてしまったのでした(笑)小学校2年生の時にWhat's goin' on歌って学校の先生びっくりしてましたもん(笑)

おっと横道逸れすぎました。

そう、音楽の世界の話。

僕が思うに音楽の世界では歳を重ねるごとにシブさとか深みが増してくる方々が多く、

あーいいなあ、俺もあんな風に歳をとりたいなあ、と思うことが多いです。ですからスポーツの世界より生きながらえる率はかなり高いと思います。

だけどこれは歳は関係ないのだけれど今は見渡せば誰もがミュージシャンの時代。

どんな人でも平気でステージに上がって平気でひどい歌や演奏聞かせちゃう。

ほんまに僕が若い頃はあまりにひどいとお店の方から

「まだ人前に出れるレベルにないからもうちょっと練習してき」

とか当たり前のように言われてたもの。

僕は

「どれだけ練習したらあそこのステージで演奏させてもらえるのだろうか」

と思いつつビルとビルの隙間でギターの練習していました。スポーツの世界では力の差歴然とわかるのに音楽の世界ではそのあたりめちゃくちゃ曖昧。

昨今お店の方から「まだ無理」なんて言うと一発で「あの店はけしからん、生意気だ!」

なんて噂が広がってしまってとても嫌な思いすることになるんだろうなと想像します。

だけど僕は言うわ(笑)

どう思います?僕だって若い頃は興味ない音楽でも愛想笑いしたりそれなりに相槌打ったりしてきました。

でももうしんどいわ(笑)

興味あることだけ追いかけたいんです。

今はなるべく自分に合わなさそうな音楽がありそうな場所には近づかないようにしています(笑)

だって遊びに行って疲れるのやだから。

わがまま?そうかもしれませんね。でもええでしょう?それで誰に迷惑かけます?

僕は僕だけの中の狭いカテゴリーの中で生きていく覚悟もあるんです。

嫌なものは聞きたくないし、僕のことももちろん興味なければ聞いていただかなくて結構なんです。

あとどれぐらい生きるか僕にもわからないけど僕は僕なりに自分の間合いで暮らしていきたいと思っています。その間合いをできるだけ広げようとか思わずに。大切なものとそうでないものをはっきり意識して分類して生きたいと思っています。

おしまい


人生道半ば

Bluesとは「生きて出会うこと!」 友達とは「自ら選ぶことのできる家族のこと」 そう信じて今日も!

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